「い...痛いから離してほしいってゆーか...」

「何か言った??」

「...いいえ。」


怖い...やっぱ花見ちゃんって怖い...。


私たちがそんなことをしてると、藤堂さんが。



「二人共、朝から仲いいなぁ。」


いえ、全っ然仲良くなんかありませんっ!!

この私の顔みてわかりませんかっ!??


「えへぇ。だって花見と真珠は大の親友だからぁ。」

「ええっ!???」


ちょ...ちょっと!!

花見ちゃんったらなんて嘘を!!



藤堂さんがどこかへ行くと...


「ちょっと、花見ちゃん!私たち親友なんかじゃないでしょっ!??」

「は??好感度上げるためだし。」


うわっ。出た!!
花見ちゃんの本当の姿。

本当、二重人格ってゆーか...。



「おい、二人してそこで何をしている。」