「………。」


労咳っていうのは、簡単に治る病気じゃない。

治る確率だって、この時代じゃ低いと思う。


私が生きてた時代なら、きっと…。



「沖田さっ……」

私は自分の部屋で泣いてた。

泣きたいのは沖田さんの方だって分かってるよ。

でも…なぜか涙が出てしまうの。



沖田さん…

役に立てなくてすみません…!!