新撰組と一人の少女-sinzyu-(再)





私はぎゅっと目を閉じた。


「もう少し時間をくださいっ!!!」

「…え??」


これが私の出した答え。

だってこんな短い時間に決めれるわけがないもん。

もう少しだけ考える時間をください、ってこと。


「…ああ。別に構わんが…。」

「ありがとうございます…!!」



私はその一言を残すと、立ち上がり、自分の部屋へと走ってった。