「恭平君のご両親が海外に住むコトになったらしいの。和樹(かずき)さんの仕事の都合で。(和樹は恭ちゃんのお父さん)でも、恭平君は『日本に残る』って言ってきかないみたい。だから、昔っていうか今もだけど、仲良かったウチに頼んできたの♪」
いやいや、ウチの親は何でも簡単に決めすぎだろう…。
しかも、いっつもあたしは知らされてないし!!
ムーっとちょっと不貞腐れていると
「そういう訳だから、拓斗君、恭平君と仲良くしてね♪」
お母さんはウィンクした。
その歳でウィンクは止めて…。
「はい。勿論です」
拓斗は“王子スマイル”を放って、お母さんをメロメロだったけど、あたしにはわかる…。
拓斗は、黒いオーラも放っている。
いやいや、ウチの親は何でも簡単に決めすぎだろう…。
しかも、いっつもあたしは知らされてないし!!
ムーっとちょっと不貞腐れていると
「そういう訳だから、拓斗君、恭平君と仲良くしてね♪」
お母さんはウィンクした。
その歳でウィンクは止めて…。
「はい。勿論です」
拓斗は“王子スマイル”を放って、お母さんをメロメロだったけど、あたしにはわかる…。
拓斗は、黒いオーラも放っている。
