拓斗の腕にいる安心感からか


「拓斗、好きだよ…」

小さく呟いていた。


その呟きは拓斗に聞こえていたようで


「え!?今、くるみ、俺のコト好きって言ったよな!?空耳じゃないよな!?」


体を離して、あたしの両肩を掴んだ。


あたしは、“あたしいきなり何言ってんの!?///”と頭の中でパニックになっていた。



「あ〜、いや〜、今のは、えっと〜…(汗)」


答えに困っていると


「もう一回、言ってよ」


拓斗が顔を近付け、甘い声でいった。


うぅ〜。もうこうなったらヤケだ!!