「う、うん///た、拓斗が来てくれたから」


「そっか」


拓斗は安心したように笑って、あたしの頭にポンッと手を置いた。


「拓斗は何でここにいるの?」


さっきから気になってるコトを聞いた。


「ん?あー、それは一緒に帰るから、昇降口で待ち合わせなって言うの忘れてたから、お前のクラスに行った。そしたら、呼び出されたつーから、ここにいるんじゃねぇかと思った」


「よく此処がわかったね」



「フッ、愛の力だ」


拓斗は意地悪く笑っている。


「///ば、バカじゃないの」


「ホントバカだよねぇ」


といきなりあたしの肩に誰かの腕が回ってきた。