王子様は旦那様

「お前、誘ってんのか?」


「は!?///誘ってないし!」


「いーや。今のは誘ってたね」


拓斗はニヤッとした。



「だから、誘ってないって!拓斗、いい匂いするからつい……///」




「へぇ〜。ついねぇ」


拓斗は意地悪な妖艶な顔をした。


な、何か嫌な予感(汗)



「じゃあ、もっと近くで匂っていいよ」


拓斗は徐々にあたしに近付いてきた。


ほら、嫌な予感的中!!



「た、たく、拓斗、お、落ち着こうか(汗)」


焦って噛み噛みだ(汗)


「お前が落ち着けよ」



そんなあたしに冷静に言ってきた。



こ、こんな状況で落ち着けるかぁ!!


もう、ダメだ…。




あたしは目をギュッと瞑った。



その瞬間