「お前は?」




不意に声を掛けられた。




声の主は、土方さん。





「へっ?」




間抜け声が出たなぁ。今。





「誰の下に付きたいか」






「私は・・・」





みんなを見回した。





正直、誰でも良かった。





でも・・・





「この子はしっかりしてますし、巡回とかに居てくれていいんじゃないですか?」




沖田さんが土方さんに言った。