タクシー…はもう無いだろうし 傘…は、コンビニ?でもここら辺、 あんまり良く分かんねーし… 「…仕方ないか。」 びしょ濡れコートのフードをかぶり、 早足で雨の中を進む。 アスファルトに打ち付ける雨の騒音は いつしか俺の耳には、 今日のライブ中の声援に聞こえてきた