Black Gold




藍生のペットボトルは
真っ直ぐ俺の頭に直撃した

「お前はお前だろ。それでいいんだよ」

「………叩くことねーじゃん」

立ち上がった藍生は意地悪そうに笑う

「…あっ居た居た。
 藍生ーっ葉琉ーっ♪
 打ち上げ行くぞー
 あぁ腹減った!」