暗闇で俺に声援を送るレナの姿が TVの砂嵐のように荒れて変化する そこに映し出されたのは、 見たこともない表情をする俺自身だった やめろ そんな顔するな 俺の目の前に現れるな 俺は葉琉だ、この歌を歌うのは 葉琉じゃなきゃ…駄目なんだ 皆が求めてるのはお前じゃない 「葉琉」なんだ……… 消えろ、消えろ、居なくなれ お前の居場所なんて何処にも無い―…