麻衣が手を振る先に麻衣の好きな人、森くんがいた。
背はそんなに高くないけどなかなかかっこいい。
「ごめん友香、ちょっと待ってて」
麻衣が森くんと二人で話をしたいらしいので、私はその辺で時間を潰すことにした。
ぶらぶらと歩き回るけど、特に面白いものはない。
結局、さっきのお店の前に来てしまった。
「戻ってきてくれたんだ!さっきの子は?」
「今友達のところに行ってるんだ」
なんとなく、この人の狙いは麻衣だったんだなと気付く。
もうそんなことには慣れてしまったから、別に傷付いたりしないけど。
麻衣と二人でいる時に出会う男は、たいていが私じゃなく麻衣狙いだ。
「そっか。二人とも高校生?」
「うん、西高」
「友香ーぁ!待たせてごめんね!」
タイミングよく麻衣が戻って来た。
「おかえりー。これからどうする?」
「ごめん、呼び出しかかっちゃったからもう行かなくちゃ」
麻衣がすまなそうに目配せする。
多分本命の彼氏だろう。
「帰んの?送ろうか」
お店の奥に座っていた人が出て来てそう言った。
背はそんなに高くないけどなかなかかっこいい。
「ごめん友香、ちょっと待ってて」
麻衣が森くんと二人で話をしたいらしいので、私はその辺で時間を潰すことにした。
ぶらぶらと歩き回るけど、特に面白いものはない。
結局、さっきのお店の前に来てしまった。
「戻ってきてくれたんだ!さっきの子は?」
「今友達のところに行ってるんだ」
なんとなく、この人の狙いは麻衣だったんだなと気付く。
もうそんなことには慣れてしまったから、別に傷付いたりしないけど。
麻衣と二人でいる時に出会う男は、たいていが私じゃなく麻衣狙いだ。
「そっか。二人とも高校生?」
「うん、西高」
「友香ーぁ!待たせてごめんね!」
タイミングよく麻衣が戻って来た。
「おかえりー。これからどうする?」
「ごめん、呼び出しかかっちゃったからもう行かなくちゃ」
麻衣がすまなそうに目配せする。
多分本命の彼氏だろう。
「帰んの?送ろうか」
お店の奥に座っていた人が出て来てそう言った。
