「え……?」 顔を上げて先輩を見る。 口元を手で隠して、 恥ずかしそうにする先輩。 「俺も、お前…じゃなくて…カズサのこと好きです。」 自分の名前を呼ばれたあたし。 こんな 幸せな夢はない。 きっと、一生に一度だけ見れる奇跡の夢…。 この状況を嘘じゃないと教えてくれたのは、 空から降る雨。