あたしはその手を振り払った。 「やだ!!!!!!! ひろは・・、ひろは・・ 友哉のことなにも知らない!! 知らないくせに、友哉の悪口言わないでよ!!!」 あたしは泣き崩れた。 校門の前で泣くあたしを みんなは冷たい視線でみている。 ひろは友達とどこかにいってしまった。 気がつけば・・ あたしは友哉に手を握られていた。 スッ-- 立ち上がらせてくれた。 やっぱり、友哉は優しいよ。