「はぁ…。」


 俺がなぜため息をついているかだって?


 それは約二時間前に遡る。

 ・・・

 「じゃあ明日ウチに来る?」

  
 「え?何で。」


 「なんで退屈なのか知りたいんでしょ?」


 「まぁ…」


 「なら話しは早い。明日の放課後空けといてね。」

 正直凪の存在は俺にとってかなり大きな存在だった。もしかしたら凪は昔俺と同じ業界にいたもしれない。夢の少女ってこともあるけれど回りとの空気が違かった。


 ま、明日になれば全てわかるだろ。


 俺は高揚とした体を落ち着かせるため、早めに眠った。