優side
 なんで?夢の中の少女が??
 
 
 やっぱり夢の中の存在じゃなかったのか。


 でも都合が良すぎるぞ?確かに外見からして日本人なのは分かる。だが日本全域の中でこの学園でしかも同じクラスになるなんて。

 もしかしたら彼女も何かしらの過去を持っているねか?


 俺は曖昧な思考で試行錯誤していた。
  
  ・・・
 凪side
 はぁ…学校なんで行きたくなかったのにお父さんってば。


 わけありOKなんて学校明らかに怪しいし、帰りたい。


 これなら帰って夢見てあの人に会ってた方が数倍楽しいよ。


 私は渋々教室に入り、先生の説明を聞く。


 取り敢えず全体を見渡してみる。


 やっぱ皆フツー。まぁ期待してなかったけど…


 ため息をついた時に奥の方でガタンと椅子から立つ人がいた。え?まさか。