美優と居たら毎日どきどきしてる。

そんなの恥ずかしくて、いわねぇけど。

ずっと俺は、美優に恋してる。

夫婦になって結構経ったけど、やっぱりまだ恋だ。

俺はきっとこの恋が、家族愛に変わる事は無いと思う。

だって、ずっと思い続けるから。



「そろそろ、優太迎えに行かなくちゃ」

「俺が行く」

「でも、」

「移したら、駄目だろ?」




〔美優〕
優しく問いかけられる、瞳。

そう言う瞳にきゅんとくる。

かっこいい!!

やっぱり、好きだな拓斗のこと。

「じゃあ俺行くから、いい子にしてろよ?」

チュッと額にキスされた。

「物足りなかった?」

意地悪そうな顔で聞いてくる。

「物足りた」

「何?物足りないって?」

そういわれて、強引にキスされた。