「美優、大丈夫か?」

「んっ・・・拓斗?仕事は?」

「休んだ」

「駄目だよ あたしだけのために」

「お前さ、変な意地はるのやめろよ」

「えっ・・・」

「子供っていったのは悪かったけど、でも俺は美優のそう言うところが好きだし変わらないで居て欲しい」

「でも、・・・迷惑かけてちゃ嫌でしょ?」

「嫌じゃねぇよ 俺は、美優に頼られたいわけ 迷惑とか思ってねぇよ」

「・・・本当?」

「ああ」

「嫌わない?」

「ああ」

「っ・・・本当は、甘えたかった でも、嫌われるのが恐くて・・・」

半泣きになりながら、言う美優。

可愛すぎる。

熱出してなかったら、この状況でも押し倒していた。

だから、キスだけで我慢する。

「んっ・・・ちょっ・・たっ・・くとっ・・・」

「ん、何?」

「風邪、うつっちゃうよ・・・」

「うつしていいぜ」

「駄目 あたしがだめ」