「先輩、またツンデレ発動ですかぁ?」 「顔赤いっすよ」 「近野と遠野まで!?」 俺をおちょくってきた後輩は、近野と遠野。 どちらも2年生で、フルートパートだ。 「ところで、先輩のお姉さんってカッコいいですよね」 近野が放った一言に、俺は耳を疑った。 「は・・・・??」 何言ってんの近野。 アイツの私生活を見てたら・・そんなこと言えなくなるし。 「よかったらあげようか・・・?」 「喜んで頂きます」 近野の冗談交じりの返事に、俺はまた溜息がこぼれた。