「未來…やっぱり具合が悪いのか?」

陸は私の額に手を当てる。

『陸……怖いよぉ…』

体が震え出す。

「未來…?」

龍達が私に近付く。

『なんか…出て来るの…
全て…何かが…』

「大丈夫か…?」

真実からは逃げられないから…。