「関係ないよ。だって空君は空君でしょ?

それに、暴走族ってカッコイイじゃん♪」


空君は嬉しそうに「ありがとう」ってあたしに言ったんだ


「美優がこんな子だからあたしは好きなんだよ」

唯があたしの頭をポンポンっと撫でた


「僕…美優大好きだょ!!」

「ちょ…あんたなに言ってんの!?」

「あたしも好きだよー!」

あたしの言葉に2人は目を見開いた

「ほんとなの?」

唯ちゃんが不安そうに聞いてくる