V系メンズに恋してる

啓太さんは麗より背が高く切れ長な目をしていた。麗とは違うジャンルのイケメンだ。

髪は麗よりは短いけどやっぱりヴィジュアル系なんだなぁっと納得できる長さだった。


料理も出来上がったのでテーブルへ運んだ。


『お待たせしました〜』


麗と啓太さんは既にビールを飲んでいた。


『おっ酢豚か〜。凄く旨そうじゃん』


『お口に合うか自信ないんですけどどうぞ』


『梓、啓太にそんな気使わなくていいから』