V系メンズに恋してる

麗はオートロックの開錠ボタンを押しモニターを消した。


麗は大きく溜め息をついた。


『ホントにアイツは間が悪い…』


『麗?啓太さんって…メンバーのKeitaさん?』


『そっ。用もないのに頻繁に来んの』


麗は玄関に行きドアの鍵を開けた。

少ししてドアが開いた。


『うぃーっす!ってあれ?女の子来てんの?』


私の靴に気付いたらしい。

『そうだよっ。お前、間悪すぎ』


『あちゃ〜。マジか〜!麗が女の子呼ぶとか超レアじゃん!どんな子かな〜?おっ邪魔しまーす』


麗の家に女の子来るのはレアなんだ。
嬉しいというかホッとしたかも。