『俺があっさりファーストキス奪っちゃったんだ?梓にとって俺が最初ですげぇ嬉しい。…ねぇ、もう一回していい?』


『そ、そんな事いちいち聞かないで下さいっ』


私は恥ずかしさから目を逸らした。


『可愛いね。梓、目閉じて』


私はグッと目を閉じた。


『軽く閉じれば良いのに…好きだよ梓』


段々麗の顔が近付くのが分かる。そして唇が重なる。

最初は何度か軽くキスをされ、その後深いキスをされる。

麗の舌が私の舌に絡む。
どうして良いか分からずただされるがままだった。