『つ、付いた…』
遂にサリーに着いちゃったよ!
汗ばむ手でサリーの扉を押した。
『いらっしゃいませ』
20代前半位の男性店員が私に向かってきた。
『あ、あの〜ま、真嶋さんの…』
緊張して言葉が出ないよ〜。
『真嶋様のお連れ様でいらっしゃいますね?どうぞ』
察してくれたみたい…。良かった。
サリーの中に入るのは初めて。だってここ高いんだもん。
サリーの店内は照明は暗めだ。洋風で高級感があるレトロな造りになっている。
店員は一番奥の壁で仕切られた席で止まった。入口はカーテンのような布で仕切られている。
『真嶋様、お連れ様がいらっしゃいました』
店員は入口前で布を開けず話した。
『高橋君ありがとう』
『いえ。失礼します』
高橋君…店員の名前だろう。顔も見ないで店員の名前が分かるって事は常連なんだろうな。
店員は自分の持ち場に戻っていった。
『梓ちゃん、入ってきなよ』
布の奥に真嶋 麗がいるんだ。
『は、はい』
私はゆっくり布を開けた。
遂にサリーに着いちゃったよ!
汗ばむ手でサリーの扉を押した。
『いらっしゃいませ』
20代前半位の男性店員が私に向かってきた。
『あ、あの〜ま、真嶋さんの…』
緊張して言葉が出ないよ〜。
『真嶋様のお連れ様でいらっしゃいますね?どうぞ』
察してくれたみたい…。良かった。
サリーの中に入るのは初めて。だってここ高いんだもん。
サリーの店内は照明は暗めだ。洋風で高級感があるレトロな造りになっている。
店員は一番奥の壁で仕切られた席で止まった。入口はカーテンのような布で仕切られている。
『真嶋様、お連れ様がいらっしゃいました』
店員は入口前で布を開けず話した。
『高橋君ありがとう』
『いえ。失礼します』
高橋君…店員の名前だろう。顔も見ないで店員の名前が分かるって事は常連なんだろうな。
店員は自分の持ち場に戻っていった。
『梓ちゃん、入ってきなよ』
布の奥に真嶋 麗がいるんだ。
『は、はい』
私はゆっくり布を開けた。