げーむ

「委員長の言う事だからって、はいそうですか、なんて殺されるわけには行かないんだよな」


「...」


「あんたもウチも、今は同等なんだよ」


「...」


「それに、どっちが勝っても目的が一緒なら、結末は一緒だろ?」


「...」


委員長が床に膝をついた。


さすがに足1本で立ち続けるは疲れたのか。


「私に、委員長としての責任を捨てろというのか...?」


「ま、一時的にな」


ゆっくりと委員長が顔をあげる。


顔には少し笑みが浮かんでいた。


「私は今まで...誰にでも委員長としての対応を求められていた...。だから私は、みんなが罪を背負ってしまうなら、私が全て受け持とうとしていた...」


「そんなのただ良い様に利用されてるだけじゃねェのか?」


「そうかもしれないな。だけど、私はみんなに委員長として頼ってもらいたかったんだ...」


委員長の下にポツポツの水滴が落ちている。


泣いているんだ。