体育館から逃げる途中、私達の頭では1つの事しか考えていなかった。


『武器を...武器を探さなきゃ!!』


自分の身を守れる何か武器がないと、私達は確実に殺される...。


その恐怖で私達は必死になって武器を探した。


しかし、武器がありそうな場所を探しているうちに綾瀬とはぐれてしまった。


「綾瀬...1人で大丈夫かな...。」


でも人の心配を出来る程、私も安全ではないので、取り敢えず、武器を探すことに専念することにした。