げーむ

「...それにしても、あっち側。全然動かないね」


綾瀬が言う。


あっち側とは、先生達のことだろう。


「それは私も考えていた。6人目の百合くんが来てからずいぶんと経つが、誰もここには来ていない」


「そう言えばそうねー。菜月ちゃんの茶番劇に付き合わされてて、あんまり気になってなかったけれど」


「でも、そのお陰で休息の時間がとれたじゃないですか」


確かに、先生達が全く動いていないのは気になる。


今何をしているんだろう。


次の試合の準備とか、今までの試合会場の整理とか...?


「ま、今はとにかく休みましょうよ。気力を無駄に使いたくないですし」


梅くんが皆をまとめるみたいな感じで、この話は終わってしまった。