げーむ

「っ...」


途端に佐藤くんの体が、畳にずり落ちた。


「えっ!?」


佐藤くんは畳に倒れたまま、呻いている。


「あ、ごめッ...!そんなに強く押しちゃったかな...」


私が佐藤くんに手を差し伸べる。


でも、佐藤くんは起きて来なかった。


「佐藤くん...?」


「悪いな」


佐藤くんが倒れたまま、仰向けに体勢を変える。


そして、少し長い前髪をはらった。