光希と私の試合は、第6試合目。
「美崎...光希君と、だね」
綾瀬の試合は第5試合目。
相手は、光浦。
精神的には相手の方が強いが...。
「私、頑張って勝つから!美崎...光希君も!頑張ってね!!」
笑顔でそれだけ言うと、綾瀬は光浦の元に行った。
「...じゃ、俺も。もういくわ」
光希も勝ち残った友達の輪に消えていった。
残った私は、パソコンの画面に目を戻した。
「注意事項...か」
まだ開いてないフォルダをクリックする。
中身は題名通り、注意事項が綴られていた。
『このフォルダは1回しか開けませんので、全部読んでから、フォルダを閉じて下さい。以下、これからのゲームについての注意事項です』
この文は黒文字だったのだが、それから下は赤文字になっていた。
『今回はトーナメント式ですが、この次からは、自由戦闘型になります。よって、誰よりも長く生き残れた者を勝者とします。残りの人数が生き残れる人数と一致した時点で、その回の試合は終了です。校内放送にて、次の指示を出します。尚、今までは戦闘不能でも敗者となりましたが、次回からは死亡するまで、生き残りとしてカウントします』
「美崎...光希君と、だね」
綾瀬の試合は第5試合目。
相手は、光浦。
精神的には相手の方が強いが...。
「私、頑張って勝つから!美崎...光希君も!頑張ってね!!」
笑顔でそれだけ言うと、綾瀬は光浦の元に行った。
「...じゃ、俺も。もういくわ」
光希も勝ち残った友達の輪に消えていった。
残った私は、パソコンの画面に目を戻した。
「注意事項...か」
まだ開いてないフォルダをクリックする。
中身は題名通り、注意事項が綴られていた。
『このフォルダは1回しか開けませんので、全部読んでから、フォルダを閉じて下さい。以下、これからのゲームについての注意事項です』
この文は黒文字だったのだが、それから下は赤文字になっていた。
『今回はトーナメント式ですが、この次からは、自由戦闘型になります。よって、誰よりも長く生き残れた者を勝者とします。残りの人数が生き残れる人数と一致した時点で、その回の試合は終了です。校内放送にて、次の指示を出します。尚、今までは戦闘不能でも敗者となりましたが、次回からは死亡するまで、生き残りとしてカウントします』

