げーむ

「美崎は何を知りたいの?」


「え...」


「私に『何を知ってるの?』って聞くってことは、私が何か知ってると思ってるんだよね?だとしたら...美崎はどんなことを聞きたいのかなって」


「...」


綾瀬は顔から笑みを消した。


「私が何を知ってると思ったの?」


「それは...」


ガンッ!!


「「!!!」」


私が口を開きかけた時、屋上の扉を開こうとする音が響いた。


「あれ、案外早かったな」


「...どうするの、綾瀬」


扉の向こうから大きな音が響いている。


まさか、扉を破ろうとしているのか...。


「大丈夫、絶対に美崎は私が守るからッ!」


そう言って、綾瀬は立ち上がった。


右手には鎌を構えて。


私もつられて立ち上がり、傘を持つ。


私達が構えたのと同時に、屋上の扉は壊れてしまった。


「...」