げーむ

永妻の身体は暫くの間、宙を浮遊し、そして床に叩きつけられた。


「痛ッ...!!」


暫く喧嘩した事がなかったから、腕がすこしにぶったか。


思ったより飛ばなかった。


「永妻。...てめェほんとに綾瀬の元ダチか?」


指を鳴らしながら、永妻に近づく。


「...ッ...」


「...やべぇ」


永妻の近くの机に座っていた宗佑は、慌ててその場を離れた。


梅くんはビックリして私を見ていた。


「...あれ、お前。あれ見たことない?」


宗佑が梅くんに問う。


「え、あれって...」


「百合があーなると、もう手がつけらんねー。離れてた方が身の為だぜー?」


「...」


小さく頷いた梅くんが私から離れた。


「...おい、答えろよ」


永妻は怯えてか、何も言わない。