げーむ

「ゆっきー...私達、大丈夫かな...」


「...はぁ?恵理、あんたらしくないじゃない、それとも普段の方が猫被ってたの?」


「え、い、いや。そういうことじゃないよッ?」


「それなら堂々としてればいいの、わかった?」


「うん...」


「最悪、宗佑みたいにしてればいいの」


「最悪、俺みたいってどういうことだよ」


「空気読めないKYってこと」


「ひっでー!!」


驚いた。


私達は、こんなにも気分が落ち込んでいるのに、あの3人は何であんなに元気なのだろう。


ふと、由紀がこちらを向いた。


「へー、Bは百合が残ったって訳?」


「そっちこそ。まさか由紀とはねぇ...」


「ふん、どうとでも言いなさい。...あっはは。綾瀬まで残ってんじゃん」


その言葉に綾瀬の肩が震える。


「綾瀬が残る...ってことはBはレベルが低い試合をしてたのねー?」


「...は?」


由紀が近くの椅子に、どっかりと座り込む。


脚を組んだその姿は、とても綺麗だ。


が、容姿がよくても中身は最悪な女だ。