げーむ

パンッ


と、突然乾いた音が響いた。


「え...」


ドサッ


何かが倒れる音が背後からした。


一番後ろにいた梅くんが立ち止まり、振り返った。


「せ、せんせッ...!!?」


その声に私と綾瀬も振り返った。


私達の後ろには先生が倒れていた。


『ドサッ』というのは先生の倒れた音だったのか。


そして先生の下から赤い液体が見える。


「ぐッ...」


苦しそうな声も聞こえる。


『パンッ』というのは先生が撃たれた音だったのか。


「ぃや...嫌、先生...!!」


綾瀬が先生に駆け寄る。


先生は顔を上げ、苦しそうに言った。


「俺は...ほっと、け...。早くッ...に、げろよ...」


「そんな事出来ないよッ!!」


「先生ッ!!」


私達が次々と叫ぶ。


「そうです。逃げなくてもいいのです」