げーむ

また、不思議な夢を見るのだろうか。


そう思って少し期待しながら、眠りについたのだが、今回の眠りで夢を見ることは出来なかった。


いや、見たのかも知れないが覚えていない。


気が付いたら、私の肩に灰色のパーカーがかけられていた。


『...?』


寝ぼけながらも、そのパーカーが誰の所有物であるかを思い出す。


『...あ、わかった。梅くんのパーカーだ』


目をこすり、ぼやけていた視界をクリアにする。


そっと身体を起こし、パーカーをたたむ。


「あ、起きましたか?」


梅くんの声がした。


うん、と返事をしようとして、顔をあげる。


「う...ん?」


Yesの「うん」は疑問の「ん?」になってしまった。


何故、疑問なのかというと...。