げーむ

その後、綾瀬はもう1度、私に同じ質問をしてから、おやすみと言った。


梅くんはさっき寝てたし、綾瀬から静かな寝息が聞こえる。


つまり、この生徒会室で起きているのは私だけ。


眠いはずなのに、何故か私はなかなか寝付けなかった。


『...そういえば』


ふいに、さっき梅くんが見せてくれた本の事を思い出した。


『生徒全員のプロフィールが載ってるんなら、ウチのもあるってことだよね』


ちょっとした興味心で、私は椅子から身を乗り出した。


本は机の上に放置されていた。


ページは皆の写真の所。


『...』


その笑顔を見ていると、何だか辛くなってくるので、一旦本を閉じてから自分の方に引き寄せた。


そして、自分のページを探した。


『2年生のページ...はここからか』


パラパラとめくっていると、綾瀬のページをみつけた。


『え...』