げーむ

そんな感じで寝ることになった。


この部屋にはベッドなんて無いから、椅子かソファか床か...ということになる。


「僕は床でいいですよ。美崎さんと綾瀬さんで椅子とソファ使ってください」


梅くんはさらりと言って、私達が遠慮する間もなく、床に横になってしまった。


「何かあったら、すぐに起こして下さい」


そう言って、梅くんはすぐに寝息をたて始めた。


「早ッ...」


綾瀬が梅くんの身体をつつくのを止めさせて、私は提案をした。


「綾瀬、ソファ使いなよ」


「え?いや、美崎つかっていーよ?」


「ウチはさっきも寝てたから。綾瀬、飲み物も入れてくれたんだし。ね?」


「...本当にいいの?」


そういいながら、綾瀬はもうソファの上に座っている。


いいよ、と言うと綾瀬は分かりやすく笑顔になった。


「生徒会室のソファー、もっこもこだから一回横になってみたかったんだよねー」


ソファーの上で跳ねている綾瀬を横目で見ながら、私はさっき寝ていた椅子の上に丸くなった。


「...美崎、その体制キツくない?」


綾瀬はもう完全にソファーの上で伸びている。


その綾瀬から見れば、体育座りをしている私は確かにキツそうだろう。


「いや、見た感じ程、辛くはないから。大丈夫」