「直也くぅ〜ん」 あまりのショックのでかさに固まっていると、瀧澤の甘ったるい声が聞こえた。 あぁ、気分悪ィ。 「有紗、おはよう」 瀧澤なんてほんとはどうでもいいんだ。 亜由を守りたいがために付き合っただけ。 なのにコイツは俺に「有紗って呼んでね」って言ってきた。 だからしょうがなく下の名前で呼んでいる。 俺が下の名前で呼ぶのは亜由だけでいいのに。