僚介に言われて、自分が柄にも合わず泣いている事に気がついた。


・・・はっ、ダサ。


「うっせ。 亜由の事、頼むな?」


「おう! 任せとけ!!」


ふっ。


僚介が親友でよかたって、俺は改めて思った。


明日、明日我慢すれば明後日には決戦だ。


俺は何をすればいいかわからないけど、亜由が無事な事を祈るしかない。


俺は、明後日起こる幸せを考えもしなかった。