「えっ・・・」


予想通りというかなんというか。


驚いた、そして困惑したような顔になった亜由。


「じゃあな、亜由」


―――チュッ


別れ際に亜由の額にキスをした。


自分の気持ちを抑えられなかった。


亜由の顔を見れずに俺は教室を出た。