【短編】コーヒーが飲みたい



見えて来た見えて来た!!


んふふっ


あたしはもう待てずに自販機に小走りに近寄った。





……お?


危ねーっ


一種類を残して他のコーヒーは売り切れかよ。


危なかったなぁ~。


間に合って良かったぁ。



とにかく一種類だけでもコーヒーがある事だけは分かった。



他には……


ペットボトルのか。



ペットボトルのは甘そうなのしかないし、こっちの缶の「微糖」だな。




あたしはポケットに入れてあった財布を引っ張り出してチャックを開け200円を取り出す。



ゆっくりと丁寧に100円玉を投入してカチャッと落ちる音を確かめてから、もう一枚の100円玉を投入した。



―カチャッ。