「クラスごとに分かれて、集合!」
キャーと黄色い声で叫びながら、女子達は亮介くんの元に集まる。
相変わらずのモテっぷり。
そこの女子達に話してやりたいな…
「実は超ドSの変態エロ親父なんだよ」って。
「眼鏡外すとかなりの童顔…でもかっこよくて、私服のセンスも一級品でおまけにめちゃめちゃ優しくて、他人思いでおもしろくていいお兄ちゃんみたいな人なんだよっ」ってあれ…誉め言葉になってない?
「えーこれから班に分かれて行動してもらいます。地図持ってきたよね?僕たちのクラスは2コースから出発なので、1班から順番に山に入って行って下さい。先生は一番後ろから付いて行きまーす!」
声高々と亮介くんは説明する。
それをうっとり聞く女子生徒達。
…なんかイラつく。
そして山登りはスタート。
1班から順番に森の中へと入って行く。
私たちの班は6班あるうちの5班。
だから後ろのほうなんだけど…
