「滝本く…ん」
「どうしたの?笹野さん」
「…えと…」
「笹野さんは違う中学だもんね。仲良くなるために、みんなと話そうよ」
そう言って翔太は柚月ちゃんの手を引き、木曽くんたちの輪の中へ。
…別に妬いてませんけど?
手を引いたくらいで妬く子供じゃないんで。
全然平気ですけど?
…すいません
少し、本当に少しだけ…
こう胸がズキンッと…
で、でも、柚月ちゃんは錦くんが好きだから、大丈夫。
今だってほら。
会話に入れてとても嬉しそう。
しかも錦くんの隣で、一緒に笑ってる。
いつの間にか皆で楽しそうに話してて、それを見てる私はとても嬉しい気持ちになった。
