「…ははっ…悪ぃな。」


「そ、それはいいんだけどっ…いい加減頭撫でるの…やめてよっ…」


恥ずかしくて俯く私。
亮介くんはきづいたのか、だんだんと顔を近づけて来る。

「~~~!?」


グイッと私の腕を掴み、強引に抱き寄せた。



「…お利口な雀さんにご褒美っ!」



「~~~っっ!!!」



ぎゅっ!と大きな亮介くんに包み込まれて、さらに顔が真っ赤になった。
これじゃあますます寝れない-----!!!!!



そしてゆっくり私を解放し、ベッドに寝かせる。


「雀が寝るまで、子守唄でも歌ってやるよ」


「かえって寝れないから!!!」



…案の定、一睡もできませんでした。