「え?じゃあフリー?最近はいつ別れたの!?」
…唯ちゃんはもうタメ語だし。
しかも結構失礼な質問なんじゃないかな…
チラリと亮介くんを見る。
特に機嫌も悪くなってはいないようで、安心した。
「ずっと好きな人がいるんだ…だから今まで一度も付き合ったことない。」
…一瞬にして空気が凍りつく。
数秒たったところでやっと皆が口を開いた。
「はぁあああああ!?」
驚きの声をあげる3人。
…私も正直凄く驚いた。
だって亮介くん…女の子に凄い慣れてる感じがしてたし、なにより私なんかに近づくから、よっぽど女の子が好きなんだと思ってた。
それが…今まで彼女も作ったことない「純情少年」だったなんて!!
しかも…ずっとその人を想ってた?…なんて一途なんだろう…。
一瞬騙されているかと思ったけど…亮介くんの瞳はまっすぐだった。
「えっ…告白しないんですか??」
遠慮がちに柚月ちゃんが言った。
他の2人も興味ありげに亮介くんをじっと見る。
