…再び大きな不安。 もし先生ってバレたら? この人誰って聞かれた時、なんて答えよう? そもそも…みんな鰯の眼鏡外した顔見てたらどうしよう!? 色々考え込んで、頭の中がいっぱいいっぱい。 そんな私を見て察したのか、亮介くんは優しく一言。 「大丈夫。俺、顔見られてないから。声もトーン下げとく。」 …良かった。亮介くんも考えてくれてる。 もし見られても、きっと誰もわからないよ。うん。 第一、私だって分からなかったんだから。 私は意を決して玄関の扉を開いた。