…なるほど!唯ちゃんナイス!! 私の胸は期待でいっぱいになり、自然と口の端が緩む。 そうとなればさっそく誘わなくては!っと思ったものの、他の女の子と約束してたら?なんて思考はやっぱりネガティブに。 チラッと翔太を見ると、周りにはもう女子がたくさん集まっていた。 唯ちゃんもそれに気付いたのか、二人で顔を見合わせてがっくりとうなだれる。 「…今回は諦めるか。適当にそこらの男子を…」 唯ちゃんが隣の席の男の子に声を掛けようとしたときだった。