少しブラウンの入った髪は、ワックスで軽く立ててあるらしく、風でふわふわ 揺れている。 いつの間にか見入っていた私に、悪戯っぽく鰯が言った。 「んな見つめられると…恥ずかしいんだけど」 わざと両手で顔を隠し、照れたふりをする鰯。 コイツ…私のことからかってる!? 「み、見てません!勘違いしないでください!!」 「…うそ。見てた。」