童顔教師が居候。






…本当は俺、真面目なんかじゃないんだ。
優等生でもない。
雀に好かれたいがために、必死で勉強して、真面目に部活にも出て。
こんなこと雀が知ったら軽蔑するかな。
だせーよな自分。口も悪ぃしさ。




ここに来るまで、いいとこ一つもねぇな、俺。
転んだ雀を助けてやれなかったし、今だって足…痛ぇはず。

それに、とうとう隠してた俺の一面が出てしまった。
…後ろを見つめる雀。
その視線の先には、アイツがいた。
最近やたらと俺や雀を見てる奴。
担任の鰯。


雀も最近よくアイツを見るようになった。
もしかしてなんて、悪いことしか浮かんでこない。


「し…翔太?」



気付くと雀の腕を掴んでる自分が居た。
もうどうにでもなれなんて思い、強引に雀を連れ出す。