一方、地球ではある案が出ていた。

「こいつらは信用できない!」

「科学者達に賛成!」

「わたしたちの未来はあの方たちにかかっているわ!」

「科学者ばんざーい!」







政治は科学者が行う。



それが浮上していた。

科学者といってもモリヤマ研究所だった。

「無理です。」

Mrモリヤマが断言した。

「私たちは、自分達の仕事で政治など手に負えません。」

「そこをなんとか!」

報道陣や野次たちが押しかける。

「法もみなさんの方が知っているでしょう。私達には無理です。」

「みなさん!ご帰宅くださーい!」

相模が叫ぶ。

須田が警備員を呼ぶ。

「Mrモリヤマ、下がってください。」

須田が指示を出す。

「りょうかい。」

「大変もうしわけありませんが金輪際、このような行為はしないでいただきたい。私たちは、環境について、また技術の向上を目指していますので。」

警備員が配置された。

「あとはよろしく。」

と須田が言った。